注文住宅は耐震等級3がおすすめ!耐震等級3を選ぶべき理由とは?

公開日:2021/04/15  最終更新日:2021/03/30

近年頻発している地震の被害から教訓を得て、いつ起こるかわからない地震に備え耐震等級3の強度で家を建てることが重要視されています。日本は「地震大国」と呼ばれ、耐震性能に着目し、地震に対して強い強度をもつ家を建てるのは重要なことです。そこでこの記事では、耐震等級3を選ぶべき理由について詳しく解説するため、参考にしてください。

耐震等級とは?

耐震等級とは、「地震が起きた時に建物がどれくらいまで耐えられるのか」という強度をあらわす指標のひとつで、住宅品質確保促進法に基づいて制定されたものです。耐震等級は1~3までの数字で表されており、耐震等級3が最も強度の高い指標になります。建物を建てたり買ったりする際に、耐震性能を確認する重要な目安となるでしょう。

耐震等級1
震度6強~震度7程度の地震が発生した際に、倒壊・崩壊しないという基準です。これは建築基準法で定められた最低限確保するべき建物の耐震性能で、数百年に1度の地震でも建物が倒壊しない程度の耐震性があるとされています。

耐震等級2
耐震等級1の1.25倍の耐震性があることを表します。避難所として指定される学校や病院などは、耐震等級2以上で建築するよう定められているようです。

耐震等級3
耐震等級1の1.5倍の耐震性があります。消防署や警察署など、防災の拠点となるような建物は耐震等級3で建築されることになっているのです。耐震性能が最も高いため、安心して居住・利用できるでしょう。ただし、資材や工程が多くなるので、コストはかさみます。

耐震等級3を選ぶべき理由

これから注文住宅を建てる際には、さまざまなことを自分でカスタマイズできます。家の安全性や耐震性能についての選択も自分ですることになりますが、耐震等級は「3」を選ぶとよいでしょう。ここでは、その理由を説明します。

地震後の安全性も考える
耐震等級1、2でもある程度の耐震性をもちますが、大きな地震が起こった場合は建物が倒壊しなくても、一定の損傷は免れません。損傷の程度によっては建て替えることが必要になるケースもあるでしょう。大切な点は地震が起きた後も、同じ家に安心して住み続けることができるかどうかということです。

地震保険の割引を受けられる
耐震等級3で家を建てると、地震保険に加入する際に保険料の割引を受けられます。耐震等級が高いほど割引率は高くなり、耐震等級3で家を建てた場合、保険料は半額になるようです。家に住めばその間は地震保険料も払い続けることになるため、たとえば35年で考えると耐震等級3にする場合とそうではない場合では、トータルで支払う地震保険料は耐震等級3の方が数十万円も安くなります(保険会社によって差異があります)。

安全性を重視するなら、耐震等級3にするのがおすすめ

法律上では住宅を建てるには耐震等級1をクリアすればよいとされ、より高い等級を選ぶかどうかは建築を依頼する人の意思次第となっています。しかし、地震大国である日本ではいつどこで地震が起こるかわかりません。これから家を建てる場合は、耐震等級3を導入するとよいでしょう。

熊本地震から学ぶ耐震等級への意識
2016年に起こった熊本地震は記憶に新しいですが、当時は震度7という大きな地震が立て続けに2回起き甚大な被害が出ました。これまでは安全とされていた基準に則って建てた住宅であっても、2度目の地震では倒壊してしまう住宅が多くあったようです。そのような中でも、耐震等級3で建てられた住宅は2度の地震に耐えて倒壊しなかったという調査結果があります。このことにより耐震等級3の安全性の高さがいかに大切か、建築業界を始め多くの人が改めて考えさせられました。

地震はいつどこで起こるかわからない
日本は約2000の活断層の上にあり、マグニチュード3以上の地震が毎月400回以上起きています。「この先数十年間に震度6以上の地震が起こる確率」などという予測のデータはよくメディアなどで見かけますが、熊本はデータ上では大地震発生の確率が比較的低い地域にありました。いつどこで、どのくらい大きな地震が起こるかというのは予測できません。これから家を建てる場合は、耐震等級3を導入し家族の安全を確保しましょう。

 

注文住宅を建てる時、なぜ耐震等級3がおすすめなのか説明してきました。大きな地震は、いつどこで起こるか予測はできません。地震大国である日本に住む私たちにとって、住まいの耐震性能はとても重要なことです。安全とされていた現行の建築基準の住居でも、2016年の熊本地震時には倒壊や崩壊したものが多くありました。

耐震等級1からでも住宅を建てることはできますが、安全面を考えると、これから注文住宅を建てるという人には耐震等級3を導入して建てることをおすすめします。耐震等級3の家を建築すると、地震保険の半額割引の対象にもなるようです。いつまでも安心して住めるマイホームにするために、耐震等級3を検討してください。

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