注文住宅の外装はどう決める?外壁や色選びのコツについて解説!

公開日:2021/12/15  最終更新日:2021/08/24

注文住宅のイメージを大きく左右するものは外観と言っても間違いないでしょう。どんなに内装がおしゃれでも外観が好みのものでなければ帰宅時に家を見たとき、なんとなくがっかりしてしまいますよね。住宅の第一印象を決める外観について材質からみた種類と色選びのコツを中心にお伝えしていきます。

注文住宅に使われる外壁の種類を知っておこう!

外壁を選ぶ時にサイディング(ボード)という名前を聞くことがあるでしょう。サイディングとは、板状の外壁材を総称したものです。サイディングは工場で作られているため、品質が安定しているのが長所です。

住宅の外壁でサイディングが多く使用されているのは、品質・コストが優れているからです。色や柄が豊富で、施工も簡単であるのも人気の理由です。

一方、形状として継ぎ目があるのが注意点となります。サイディング自体に劣化がみられなくても、継ぎ目を埋めるコーティング剤の劣化が雨漏りの原因となるため、定期的なメンテナンスが必要です。

窯業(ようぎょう)系・金属系・樹脂系・木質系があり、一番多く使われているのは窯業系のサイディングとなっています。金属系サイディングは軽量で、メンテナンス期間が長めなのが特徴となります。

塩化ビニル樹脂で作られる樹脂系サイディングは非常に軽く、耐久性や耐候性も優れています。寒さや雨にも強く、ひび割れしにくいのがメリットです。メンテナンス性が非常に高いのですが、耐火性能が低く色の選択肢が少ないのが普及しない理由です。

木質系のサイディングの魅力は天然素材であることから、ぬくもりのある外観を望むことができます。耐火性や耐久性を保つためのメンテナンスが必要となることがデメリットになります。

板状の材料ではなく塗りつけることで外壁を施工するモルタルは、防火性も高く、継ぎ目がないのでどんな形状の外壁にも対応できるのが他の外壁材にはないメリットです。耐久性も高く耐用年数も30年以上ありますが、ひび割れには注意が必要です。

現場で施工するため、職人次第で出来映えや耐久性に差が出るのがデメリットになります。表面の仕上げ方(工法)に種類があるので選択肢が増えて迷うこともありますが、見た目に変化をつけることはできます。

また、タイルを外壁に用いると耐久性は高くなります。汚れに強く、雨の影響を受けにくいのも特徴と言えます。施工の方法でくぼみを多く残す深目地は注意が必要で、くぼみに雨水などが残って劣化を早めてしまうことがあります。タイルは貼り方にも種類があり、こちらも現場での作業となるので、施工する職人によって仕上がりに違いが出ることを覚えておきましょう。

ALCは非常に軽く、耐熱性・耐火性に優れています。欠点としては多孔構造となっていることから防水性はほとんどないことです。表面に塗装をして対応をしますが、メンテナンスは塗装と継ぎ目を確認していくことが必要となります。

デザイン・耐久性・メンテナンス性など全てのニーズを満たしてくれる外壁は、残念ながらありません。目的に合わせた選択をすることが大切です。

注文住宅の外壁選びのコツとは?

種類も材質もたくさんあるので、外壁を選ぶのは大変です。ここでは、価格・メンテナンス性・デザイン性の3つのポイントで外壁選びのコツをお伝えしていきます。

■価格

まずは価格です。外壁は材質によって同じ大きさであっても10倍以上の価格差があります。予算にあわせたものを選ぶ様にしましょう。

とはいえ、値段だけを選択理由にしてしまうと防火性や耐熱性は当然のように低くなり、後々のメンテナンスで費用が必要となってしまいます。施工会社に金額比較をお願いするのがわかりやすく、予算と相談も可能となります。

■メンテナンス性

メンテナンスが不要な外壁は存在しません。何もしなければ性能の劣化や雨漏りなどの問題も出てくるため、安心した暮らしにはメンテナンスは欠かせません

材質や工法によって耐用年数も変わってきます。たとえば、サイディングでも窯業系なら7~8年、金属系なら10~15年と違いがあります。モルタルでは5~10年、タイルは10~15年、ALCは10~15年などです。

また耐用年数が10年あるからといって、その間は何もしないのではなく、適宜、メンテナンスをすることで大きな改修をしなくてすむように寿命を伸ばすことができます。

■デザイン性

家の見た目を決める外壁は、デザインにもこだわりたいところです。色や素材・質感からツヤ感で印象が大きく変わるため、施工会社としっかり相談してきめたいところです。

窯業系サイディングはデザインが豊富なので洋風にすることも和風やモダンな印象を与えることができます。金属系のサイディングは材質からメタリックでスタイリッシュな外観を与えることができます。

モルタルは仕上げの方法で重厚感や高級感をつくることができ、タイルは最も高級感を感じることができる外壁となります。どんな家にしたいかをしっかりイメージして、外壁は選びましょう。

住宅イメージを左右する!外壁の色選びのポイントとは?

素材やデザインも外壁を選ぶポイントになりますが、色は見た目を左右します。白やベージュ系だけではなく最近は黒い外壁も増えてきましたが、色を変えると同じ形でも印象は大きく変わってきます。

汚れが目立たないのも実は色で決まってくることも色選びのポイントになってきます。白は見た目が明るく、家を大きく見せることができますが汚れは目立ちます。黒は重厚感がありスタイリッシュに思えますが、材質によってはくすんでしまい小さく見えてしまうことがあります。

また、グレーの外壁は汚れが目立たず、落ち着いた雰囲気があり人気です。ネイビーの外壁は明るさとモダンな雰囲気を見せてくれます。

■少ない色で統一感を出す

外壁は色数を抑えて、統一感を出すことも大切です。玄関や窓枠などの色も外観の印象に影響するため、たくさんの色を外壁に使用するとごちゃごちゃとした印象を与えかねません。多くても3色までに抑えて、バランスをとるようにしましょう。

ベースの色を決めて、アクセントで違う色を使うことで見た目の印象は締まって見えます。最近では、ツートンカラーを採用することも多くなっています。1階と2階で外壁を変えるとモダンな雰囲気を見せることができます。

さらに、周辺の環境に合わせた配色は考えておきましょう。あまりに周辺と違う色合いは悪目立ちしてしまいます。

 

素材から色までと外壁選びは、注文住宅を建てる時の楽しみです。まずは住みたい家のイメージを決めて選ぶようにしましょう。長く住むためにはメンテナンスも重要となるため、見た目だけでなくメンテナンス性も意識して選ぶようにしましょう。

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